データアクセスを高速化するインメモリーデータグリッド アーキテクチャの採用
私たちのクライアントである証券会社では、債券の時価を毎日算出して定められた時刻に取引先金融業者へのレポーティングを実施しています。
リアルタイムに更新される金利等のマーケット情報や、数万件におよぶ大量の銘柄情報を参照して債券の時価を日次で算出する必要があり、計算処理の遅れによる市場影響リスクを常に抱えている状態でした。
計算処理に要する時間を1800秒→10秒へ
分析の結果、RDB(リレーショナルデータベース)ではデータアクセスがボトルネックとなり、処理速度の向上には限界があると判断しました。そこで、インメモリーデータグリッドを活用して並列化した計算機のメモリー上に必要な全てのデータを配置することによってデータアクセスを高速化するアーキテクチャを採用しました。これにより、従来は30分以上を要していた債券時価計算を10秒にまで短縮することができました。