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重厚長大から"正解がない現場"へ  -国内大手SIベンダー出身の2人が語るULXのリアル-

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金融・官公庁というミッションクリティカルな領域で、大規模システムを支えてきた2人。
一人は数百人規模の開発を率いたプロジェクトリーダー。もう一人は大きな組織の中で部長としてマネジメントをしてきた。

どちらも「安定」と「責任」の中心にいたキャリアだ。

そんな2人がいま、ULXで向き合っているのは、ゴールすら決まっていないビジネス課題とAIを起点にした業務の変革。
なぜ彼らは、その環境を選んだのか。

その答えは、単なる「上流志向」ではなく、"仕事の意味そのもの"を問い直した結果だった。

重厚な世界にいたからこそ感じた、違和感

Tomoko.T:前職のSIでは、金融機関の基幹システムを担当していて、300名規模の体制の中でプロジェクトを推進していました。品質も厳しくて、やりがいはあったんですが、一方で「これは本当にやりたい仕事なのか」と思う瞬間もありました。

Takeshi.U:私は官公庁領域だったので、さらに"決められた世界"でしたね。予算もプロセスもガチガチに決まっていて、その中で確実に進めていく。部長として組織を持っていましたが、仕事の性質自体は大きくは変わらない。

Tomoko.T:すごく分かります。前職だと、システム更改や制度対応みたいに「やる理由が決まっている仕事」が多くて。正直、お客様も積極的ではないケースもあって...。

Takeshi.U:ありますね。「必要だからやる」というやつですね。

Tomoko.T:はい。頑張っても誰も喜ばない、みたいな感覚になることがあって。それが一番の違和感でした。

会社の看板ではなく、"自分"で勝負する環境

Takeshi.U:ULSに来て最初に感じたのは、「個の力が求められる」ということでした。前職では組織で成果を出していましたが、ここではまず"自分が何をできるか"が求められますね。

Tomoko.T:私も、あまりのフラットさに驚きました。メンバー同士の距離が圧倒的に近くて、意思決定も速い。でもその分、「待ちの姿勢」だと何も進まない。

Takeshi.U:前職のような会社の看板も通用しないですしね。

Tomoko.T:そうなんですよね。誰かの後ろにいる感覚はなくて、自分のアウトプットがそのまま価値になる。

Takeshi.U:厳しさはありますが、その分シンプルでもある。私はそこに納得感を感じています。

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Takeshi.U

大手SIベンダーでシステム開発部門、営業企画部門を経験。中規模から大規模の基幹系システム開発プロジェクトを数多く手掛ける。部長としてマネジメント業務に従事するが、現場でのコンサルティングを志向してULSコンサルティング(旧社名:ウルシステムズ)に転職。2024年から立ち上げメンバーとしてULXに参画。

責任は担うが"線引き"はしない

Tomoko.T:ULXで一番驚いたのは、役割に対する考え方です。前職だと「ここからここまでが自分の責任範囲」というのが明確でした。

Takeshi.U:ULXではそこは柔軟というか・・だいぶ曖昧ですよね(笑

Tomoko.T:はい。でもそれがいいなとも思っていて。お客様にとって必要なら領域を超えて踏み込むし、お互い自然に助け合う。
「それは私の担当外なのでやりません」という人がいないことが驚きです。

Takeshi.U:組織として統制されている感じは弱いですが、その代わり壁はないですね。声をかければ誰でも動いてくれる軽やかさはありますね。前職とはだいぶ違う・・・

Tomoko.T:プロジェクトの方向性に迷ったときに「ちょっと一緒に考えましょうか」が普通に成立するというのがすごく新鮮でした。

顧客との距離が変わると仕事の意味が変わる

Tomoko.T:前職と一番違うのは、顧客との関係かもしれません。

Takeshi.U:ですね。SIだとどうしても発注者と受託者という構図になりますからね。

Tomoko.T:ULSでは、その線引きがかなり薄いですよね。

Takeshi.U:顧客側にかなり深く入り込んでプロジェクトを進めますからね。顧客から"内側の人間"として見られていますよね。コンサルティングファームなのでベンダとは立場が違うのは当然なのですが、ULSがさらに特徴的なのは、他のコンサルファームともまた違う立ち位置であるという点ですね。クライアントから「うち側(社内)の人」と思われて仕事することが非常に多いです。

Tomoko.T:私はまだそこまで入り込むような案件は経験していませんが、たしかにクライアントの方々と「一緒に悩んで最適な道を考える」が前提になっている感じがあります。

Takeshi.U:ベンダや一般的なコンサルファームのようにクライアントの外側の立場でいられない分、責任は重くなりますね。でも、その方が健全だと思います。

ゴールも正解も存在しない状態からのスタート

Takeshi.U:案件の進め方も大きく違いますよね。特にULXは。

Tomoko.T:はい。前職では「要件が決まっている状態」からスタートして、「どう実現するか」を考えるのが中心でした。

Takeshi.U:ULXは、「何を実現すべきか」から始まる。

Tomoko.T:しかも、その答えはお客様の中にもまだないことが多いんですよね。だから一緒に考えていくしかない。

Takeshi.U:少人数で入り、対話しながらゴールを組み上げていく。非常に不確実ですが、その分面白い。

Tomoko.T:AI/AXの案件も多く、最先端の技術や設計思想を都度プロジェクトに取り入れながらになるので、「何ができるか」自体も探りながら進めていきますしね。

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Tomoko.T

新卒で大手SIベンダーに入社、金融を中心に中規模から大規模の基幹系システム開発プロジェクトにおいて、プログラムマネジメントおよびプロジェクトマネジメントに従事。30歳でULSコンサルティングに入社、社内公募を経て入社2年目からULXに参画。

"不確実さ"を受け入れられるか

Tomoko.T:ただ正直、最初はかなり不安でした。「この進め方でいいのだろうか・・・」とずっと思っていました。

Takeshi.U:分かります。正解がないですからね。

Tomoko.T:前職だと、要件や品質基準があって、判断の軸があったんです。それがULXではない。

Takeshi.U:組織内で蓄積されているナレッジについては前職の方が豊富でしたね。

Tomoko.T:そうですね。「どこかに正解がある」環境ではないです。ただ逆に、今扱っているテーマってそもそも前例がないので、探すより作る方が早いな という感覚はあります。

Takeshi.U:結局、「その不確実さを受け入れられるか」に尽きますね。気持ち悪さは最後まで残るので。

顧客の課題を"共に乗り越える"仕事

Tomoko.T:でも、だからこそ面白いとも思っています。ULXの案件って、お客様自身が強い課題感を持って「何とかしたい」と思っているテーマが多いので。

Takeshi.U:そこは大きな違いですね。

Tomoko.T:前職だと、「やらなければならないからやる」案件も多かったですが、ULXでは違う。困っているお客様がいて、どうやって一緒に乗り越えるかを常に考えています。

Takeshi.U:だから顧客との関係も変わるし、仕事の意味も変わるんでしょうね。

Tomoko.T:「誰のためにやっているのか」がクリアですよね。

手触り感を感じて、試行錯誤を楽しめるか

Takeshi.U:改めてですが、どんな人がULXに向いていると思いますか?

Tomoko.T:ITの経験を活かしながら、より上流に関わりたい人。それと、新しい領域や技術に興味があって、試行錯誤を楽しめる人 ですかね。

Takeshi.U:私は「手触り感」を感じたい人はULXに向いていると思いますね。自分で動いて、状況を変えたいと思える人。環境に応じて柔軟に変化できる人。

Tomoko.T:自分自身や従事しているプロジェクト、顧客との関係について「このままでいいのかな」と思っている人には、すごく合うと思います。

Takeshi.U:ULXはお世辞にも整った環境とは言えないですし、組織としての強さもまだまだ発展途上かもしれない。ただその分、自分の力がダイレクトに価値になる面白さはありますね。

Tomoko.T:難しいことも多く悩みながら手探りで進む日々ですが、その分、確実に成長している実感があります。

Takeshi.U:最終的には、「この不確実さを面白いと思えるかどうか」。そこに尽きると思いますね。

決められた要件を確実に遂行する仕事。
小さなチームで、定義されていない課題に仮説を立てながら切り込む仕事。

どちらにも価値がある。
ただ後者には、"自分の意思で仕事をつくる面白さ"がある。

2人にとってULXは、これまで積み重ねてきた経験を「自分の意思で価値に変えていく」ための場所だった。
そしてこの場所は、「このままでいいのだろうか」と感じたことのある人が、その問いに向き合うための選択肢でもある。

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